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ベッドの上で羽毛ぶとんがかまぼこみたいに丸まっている。感傷的になったときに限って家族が廊下で私の荷物を整理し始める。いるかの舌。私はあの人のことを考えながら静かに眠りにつきたいだけなのだ。あの人がベランダから空を見るとき、星が出ていればいいなと思う。
( TT)\( )
まがりかどから女のひとがでてきてぶつかった。ガソリンスタンドの匂い。ガソリンスタンドの匂いがすき。おうちへ帰るまでにおなかが空くと思う。人は気持ち悪い。肉塊。潰れてしまえ。さきこちゃんはしっかりかんがえてえらいねえなにもかんがえないよりかしこくていいじゃない。私は女の子になりたかったです。あけましておめでとう。死ぬまですっからかん。( T_T)\(^-^ )( T_T)\(^-^ )
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突然世界の終わりが来ても、この街は大して変わらないような気がする。例えば保険会社の窓際に置かれたぬいぐるみやガラスのエレベータ、ビルの一室にある美容院(看板には『髪に愛を』とある)なんかはいつのまに消えてしまって、くだらない居酒屋や地下道への入り口などは根をはる雑草のようにいつまでも残り続けるのだ。